今日は去年12月に行った木曽への旅行記を書いていきます。
途中、中央西線木曽路区間で撮影もしているので、撮影地も合わせて紹介します。
まずは名古屋駅から。
なお、今回も一人旅です。
途中勝川駅から、朝焼けです。
中津川にて、211系10連
ここからは、普通南木曽行きに乗ります。
田立駅で降ります。
ここからは、撮影地に寄りながら隣の坂下駅へ向かいます。
途中、きれいな渓流がありました。
まず一つ目の撮影地は、「跨線橋」です。
中津川方面からくる列車を跨線橋の上から撮影できるポイントです。
後ろの山も合わせて撮ることができます。
望遠を持ってくることをお勧めします。
順光:午前
アクセス:中央本線田立駅下車、駅を出て左へ曲がり、道なりに進み、小川を渡ると、線路のガードが見えてくる。ガードのすぐ手前を右折し、細い道を上っていくと左側に見えてきます。
駅からは徒歩10分ほど
https://goo.gl/maps/eTggU4DYeoS2
ここで軽く撮影したのち、さらに坂下方面へ進みます。
途中、岐阜県と長野県の県境にて。
このまま進み、川沿いの細い道を歩いていると、次の撮影地が見えてきました。
この撮影地はいろいろな場所で見かける有名な撮影地で、いろいろな撮り方ができます。
この日は曇っていたのもあり、撮影が難しく(というか撮影者の腕が悪い)、暗くなってしまいました…が、南木曽方面からくる列車を橋の上で撮ることができます。
また、トンネルの上からも撮ることができます。
順光:午後のほうがよい
アクセス:坂下駅を出て右折。そのまま線路に平行してまっすぐ進み、突き当りを右へ曲がり、線路を越えてそのまま道なりに進むと左にカーブします、そうすると右側に線路が見えてきます、そこが撮影地です。
駅からは徒歩10分ほど
https://goo.gl/maps/8k1UggzzRQk
その後、坂下駅へ行きます。
この日はちらちらと雪が舞っていました。
あまり天気がよくない…
途中、本線の横に旧線のものと思われるトンネルがありました。入口が開いていますね。気になります…
坂下駅からは、普通列車でさらに北へ北上します。
倉本駅で降ります。
ここからは、徒歩で隣駅の上松へ向かいます。
この区間は、途中に小野の滝、寝覚の床があり、木曽八景の二つがあります。
倉本駅にて、中央アルプス空木岳登山口の標識。
上松までは数キロなので余裕でいけるかなと思ってましたが、かなり上りが急で、死ぬかと思いました。いつもは19号で余裕で上っていける道も、徒歩だとかなりしんどいです。
景色を見ながら撮影地を探します。
旧中山道へ抜けていく道を発見し、行ってみることに。
線路をくぐると、倉本のカーブがよく見えるいい場所を発見しました。
南木曽方面からの列車がカーブを曲がってくるところを撮れます。
ここも望遠が必要です。作例はトリミングしたもの。
午前順光。というか午後だと逆光でしょうね。
アクセス:倉本駅下車、19号を上松方面へ行き、左へ2回ほどカーブしたのち、上り坂になったところで右側に神社が見えてきます。そのすぐ奥に旧中山道へ抜けていく上り坂が見えるので、そこを曲がり線路をくぐると、T字路があるので右折。そこが撮影地。
倉本駅から徒歩10分ほど
https://goo.gl/maps/Pi72XZZYy842
撮影したらすぐに北上します。
途中、こんな上り坂を上ります。めちゃくちゃきついです。
再び脇道へ入るところを見つけたので行ってみます。
なかなかの場所です。
S字カーブを快走する上松方面からの列車が撮れます。
後ろの山とも組み合わせができます。
たぶんどの時間でも撮れますが、午前のほうがよさそうです。
アクセス:倉本駅下車、19号を北上、下河原交差点を過ぎ、左へカーブした先に右後ろへ入っていく細い上り坂があります、そこへ行き線路をくぐり、右折、線路沿いの細い道を進むと、山道へ入っていきます。そこが撮影地。
倉本駅より徒歩25分
https://goo.gl/maps/SJ9DtiiGWsQ2
細い道で車が来ることがあるので要注意。
ここで撮影したのち、先へ進むと小野の滝、木曽八景の一つ
「小野の瀑布」が見えてきました。
ここは19号で横を通るときにいつも気になっていたものの、なかなか行けませんでしたが、ついに来ることができました。
冬だったということもあり、凍っていて見事な景色でした。
この滝は歌川広重「中山道六十九次」にも描かれています。
滝を見ながら少し休憩したのち、さらに北上します。
先ほどまでずっと曇っていて雪が舞っていたものの、ようやく晴れてくれました。
ついに寝覚の床へ到着。ここでは先に蕎麦を食べたいと思います。
寿伊舎 https://goo.gl/maps/uLYY158oh3r
天ざるを注文。とても美味しかったです。
この蕎麦屋は席から寝覚の床を見下ろせるようになっていて、美しい眺めを見ながら蕎麦をいただけます。
蕎麦を食べたあとは、下に降りて、木曽八景、寝覚の床
「寝覚の夜雨」へ行きます。
ここは一度来たことがありますが、もう何年も前の話で、すごく久しぶりに来ました。
木曽川の水流によって花崗岩が侵食されてできた自然地形。とても自然の力でできたものとは思えないほど美しい地形となっています。まさに
自然の芸術です…
寝覚の床の駐車場からは駒ケ岳が見えます。
この後は19号線からは逸れ、上松駅へ向かいます。
上松宿入口。木曽路ではこのように旧宿場町ごとにこのように看板が立っていて、雰囲気があっていいですね。
上松駅ももう少しです。
とても晴れています。中央アルプスの山々も見られます。
上松駅へ到着したのち、さらに北上し、原野駅へ向かいます。
原野駅からは、徒歩で木曽駒高原を上ります。
道の駅 日義木曽駒高原にて。
木曽八景の一つ
「駒ヶ岳の夕照」。残念ながら曇っています…
ここからは約3.5km、高低差250mを上って木曽駒高原にある
秀山荘温泉に行きます。
秀山荘温泉
https://www.tocoo.jp/detail/3300274
けっこう急な坂を上ります。
木曽駒高原です。別荘地になっていますが、時期が時期なので閑散としていました。寒い。
普通に考えて徒歩で行く場所ではない。横をバスが追い越していきます…
ようやく目的地が近づきました。秀山荘温泉が見えてきました…が…暗い…
入口から中を見ても真っ暗。ドアは開いたので、中に入ってみると、お店の方が。
「今日って日帰り入浴できますか」
「ごめんなさいね、今日は休業なんです」
†休業宣告†
悲しいなぁ・・・
とてもいい温泉だと聞いていたので、楽しみにしていたのですが、口コミの注意書きに要電話と書かれていたような…皆さん行くなら絶対電話しましょう。
またリベンジしたいと思います。今度はバスで。
このキッツい上り坂を上ってきてこの宣告は精神的に応えますが、まあ自分が悪いので後悔しながら、死にそうになって上ってきた長い坂を下りていきます。
この木曾駒高原の入口に清雲荘という、天神温泉の温泉があることは知っていたので(以前に来たことがある)、そこを頼りに。開いていればいいが…
開いていました。
ほぼ貸し切り状態でした。お湯は茶色、泉質は
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
ちなみに飲泉もできるらしいです。めちゃくちゃいい温泉です。
清雲荘公式HP
http://www.tenjinonsen.com/
温泉でたっぷり休憩した後は、星空撮影です。
木曾駒の標高は700m以上あり、綺麗な星空を期待しました
が、
残念ながら曇り空。星空撮影は運の問題。
ぶらぶら歩きながら場所を探し、空が晴れるのを待ちました。
GPVレーダーを見る限り、木曾駒上空にずっと雲がかかってて晴れそうにないので、できるだけ西、ということで結局原野駅周辺で撮りました。
この写真を撮ってすぐ一眼のバッテリー切れになってしまい、この一枚のみとなってしまいました。しかも、この後に晴れてきました。仕方がないので音楽を聴きながら星を眺めていました。
後日すぐに予備のバッテリーを購入し二個体制にしました…
その後、普通列車を乗り継ぎ名古屋へ帰りました。
いろいろトラブルがありましたが、木曽の自然に触れるとてもよい旅になりました。
また行きたいと思います。
なお、この日の徒歩は、合計21kmでした。
この日の動画
https://www.youtube.com/watch?v=GNIdFGyhWug
それでは~